美しくて温かい感動のドラマ『ありがとうございます』①
10日、MBCの水木ドラマ『ありがとうございます (고맙습니다) 』が最終回を迎えました。
このドラマは、私がはじめてリアルタイムで全話視聴出来たドラマとなりました。
このドラマが3月に始まってから毎週水曜と木曜が待ち遠しくてなりませんでした。
字幕が無いのでちゃんと最後まで見れるかとても心配だったのですが、なんとか最終話まで全部視聴することが出来ました。
とは言っても・・・1時間ちょっとの放送の中で理解できる単語や文がいくつ出てくるかなぁ~といった程度であとは映像と感で理解するしかなかったんですが・・・。
それでも毎回とても惹き付けられるドラマでした。
有り難いことに、今月3日より早くもKNTVさんで字幕付き放送が始まったので、今はそれを見てやっと( ̄- ̄)......?と思っていた部分がわかりパズルをはめていくような爽快感があります。
いつになったら字幕ナシでもドラマや映画が理解できるようになるのか?まだ先は長いですね。
このクールの水木ドラマは、始まる時にもこのブログで書いたので覚えてらっしゃる方もいらっしゃるかもしれませんが、各局力を入れていて相当な激戦が予想されていましたが、最初から私の一押しがこの『ありがとうございます』でした。
他の2作品も私はとっても早く見たいドラマでしたが、チャン・ヒョクの復帰作品ということと、作家が『ごめね愛してる』や『サンドゥ学校へ行こう』の作家さんだったので、この作品に一番の期待を掛けていました。
結果、視聴率でも中盤からこの『ありがとうございます』が他を引き離して安定した人気を得ました。
放送の終了後には毎週朝鮮日報など各メディアで必ずこのドラマの記事が出ていたし、視聴率こそ最終回で20%超えで、過去の大ヒットドラマのように30%とか50%行くようなことはありませんでしたが韓国ではこの数字以上に好感度のあったドラマだと思います。
数字的には三つ巴だったので、仕方ないでしょう~。
『ありがとうございます』では、まず主演のチャン・ヒョク はとってもよかったです。
ソン・スンホンと一緒に渦中の人として入隊したチャン・ヒョク。
除隊の時は、スンホニに比べてとても地味な除隊でした。
静かな除隊の後で、ヒョクが復帰作で選んだ『ありがとうございます』のミン・ギソという男性は、何不自由なく育てられた青年で、天才外科医と言われるほどでしたが、尊敬していた外科医の父のたった1度の失敗とすい臓がんになった恋人を自らの手で救えなかったことで心に傷を持ち医者も捨てて、ある島に行きます。
そこで、痴呆症の祖父とHIVに感染した娘を持つ未婚の女性ヨンシン(コン・ヒョジン)と出会い変わっていく話です。
このギソとヒョクの姿が妙に重なって見えました。
ヒョクは『明朗少女成功記』のハン・ギテ役が好きでしたが、あの頃から比べると数段カッコよくなっています。
顔つきが特に良くなりました。無駄なものがそぎ落とされたような感じを受けます。
いつのまにこんなにカッコよくなったの~??というくらいいいですよ!
最初はすごく粗暴で偉そうで、尖がりっ放しのギソが、温かな島で人との関わりを通して、本来の優しさを取り戻していく姿に感動します。
そんな様子がヒョクの演じる表情でとてもよくわかるんです。
だんだん穏やかで優しい表情に変わっていくギソ。
今のチャン・ヒョクでこそ出来た演技のような気がします。
彼自身、この作品に出会えたことが人生でもっともありがたいことだと語っています。
彼にピッタリの役を復帰作に選び、見事に成功しました。
彼のこの2年間は彼にとって本当に必要な時間だったと思います。
撮影中、交通事故に遭うというアクシデントにも負けずに最後までやり遂げました。
今こそ、除隊のお祝いとそして素晴しい復帰成功のお祝いを心から言ってあげたいですね。
2年間、彼を待ち続けたファンも本当に喜んでいると思います。
ファンにとってはこうして演技でカムバックし、また彼の作品に出会えることが何より嬉しいでしょうし、それが好評だったらこの上ないでしょう!
チャン・ヒョク「ファンのみなさん『ありがとうございます』」 | Chosun Online エンタメコリア | 朝鮮日報
私もこのドラマで見せてくれた演技でチャン・ヒョクの株が10倍くらいはね上がりました。
これからも注目したいですし、次回作もとっても楽しみにしています。
チャン・ヒョク、『ありがとうございます』は僕の人生で、最もありがたい作品
チャン・ヒョク「僕の人生で最高にありがたいドラマ」 | Chosun Online エンタメコリア 朝鮮日報
さて、このドラマのお話まだまだ尽きないのですが一旦、ここで終わり新しく続きを書きますね。
(参考までに)