シン・スンフンの歌に出会って
昨日、本屋さんで韓国語の学習書が置いてあるコーナで、ふと手に取った1冊の本がありました。
- 中川 亜紀子
- イメージでつかむ!生活のなかの韓国語
中川亜紀子さんという方が書かれた『イメージでつかむ!生活のなかの韓国語』という学習書でした。
普通の学習書と違って、中にはイラストがいっぱいで・・・・・
たとえば、最初の章では、「起きる/眠る」というテーマがあって、それに関連するイラストがいっぱい書かれています。
「眠くなる」「布団に入る」「うとうとする」「あおむけに寝る」「寝返りをうつ」etc・・・。
「眠る」という言葉から広がるイメージを言葉にしてそれをイラストとハングル、日本語で書いてあります。
そしてその章の最後にはこれにまつわるエッセイがまた韓国語と日本語で書かれているんです。
少しハングルが読める人なら初心者でも入りやすい本になってます。
著者の方もまだまだ学習者だと言っておられるので、その視点で書かれた面白い本です。
普通の学習書や韓国語のレッスンで使う教科書では勉強しないような言葉で、でも普段よく使うものがいっぱいあったので、面白いと思い買って帰ったのですが、もうひとつこの本に惹かれた理由がありました。
著者、中川亜紀子さんのプロフィールでした。
中川さんは1992年にアメリカに修学されていた時に、韓国人のお友達からシン・スンフンを勧められ「見えない愛」を聴き、韓国語がまったくわからないのにすっかり心酔。彼の歌う歌詞の意味が知りたくて韓国語の学習をされたそうです。
それから韓国へ3ヶ月間語学留学されたそうですが、その後しばらくは勉強はされていなかったそうです。
そして2004年に再度留学をされていますが、その間の10年間もずっとスンフンさんの歌が韓国との架け橋になってくれていたと書かれています。
私も韓国語をビョンホンさんに出会って勉強しようと思いました。
でもなかなか進みません・・・・。
スンフンさんの歌に出会って一層、韓国語を理解したいという思いが今強いです。
でもやっぱり子供もまだ手がかかるし、なかなか時間もなくて思うようにはいきません。
でも、どんなに時間がかかってもずっと忘れず関わりを持っていれば少しずつでも理解できるようになるかなとこの著者の方に励まされた思いです。
私と韓国語の出会いは、実は20年ちょっと前。
短大の外国語で韓国語を選択した時でした。
ちょうどチョウ・ヨンピルさんの「釜山港へ帰れ」が大ヒットした頃で、授業でも取り上げられていました。
そうですね、日本で初めて韓国の音楽が入ってきた頃だったのかな?
あの頃はただ英語から逃げたくて韓国語を選びました。
でも正直全く興味がなくて、チンプンカンプン・・・・どうやって単位がもらえたのか今も不思議です。
そこから長い時間を経てもう一度、韓国語に出会えたことも何かやはり縁があったのかなぁと思います。
自分が韓国語を使うことは一生ないと思っていましたから。
全く上達していないけど、去年の今に比べたら、ハングルも読めるし少しはやっぱり進歩してる?
こんなペースだけどボチボチと頑張っていきます。